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2016.06.20

変容のエネルギーを感じるとき

18日土曜日に

鳴門大橋の見える砂浜に

朝7時から8時間、埋まってきました。

 

自然療法、民間療法の大家

東城百合子先生のご本に出てきて

一部の人々の間で一躍有名になった

「砂浴」というやつですね。

 

私とみけちゃん(母)にとっては

昨年9月に続き2度目

そして、きれい・ねっとの

お手伝いをしてくれてる

ろばくんにとっては初めての

チャレンジでした。

 

この日しか行けなかったので

予約をしてはみたものの

梅雨の真っただ中

雨の場合は中止ですから

行く必要があるのなら

晴れるだろうと思っていたら。

 

見事にこの日だけ

晴れましたね~。

 

雲一つない青空には

ちょっと笑えました。

(日曜日は豪雨だったので

 やっぱり必要だったのでしょうね)

 

で、その「砂浴」

 

特に子宮等の女性疾患に

良い作用があるということなのですが

特にそれに限ったことではなくて

どういう理屈かは分かりませんが

全裸で砂に埋まることによって

身体中の毒素が穴という穴から

ガス体になって排出されるといいます。

 

たとえば末期ガンの方なんかが

埋まっていると

大変な臭気がたちこめるそうで

お世話している人たちが

頭痛がしたり気持ち悪くなったりで

大変なことになるとか。

 

でもそのあたり、

お世話歴12年の

ナマステゲストハウス西村さんは

坊主頭にひげ面、タイパンツ

見た目はかなーり怪しいおじさんなのですが

上手にお世話してくださるので

とっても安心です。

 

西村さんが教えてくださったことで

とても印象的だったのは

可愛い女性、

でもノーメイクだし

香水などもつけていない方が

砂浴されたあと

自然ではない「良い」香りが

立ち込めたのだそうです。

おそらくシャンプーだろうと。

 

まさに経皮毒、ですね。

 

薬を長く飲んでいれば

やはりそんな臭いがするそうで

実際にのべ3000人ほどの方の

お世話をされてきた西村さんの言葉は

理屈理論を超えた

重みを感じさせられます。

(ちなみに昨年の私も

 相当にひどい臭気だったそうです)

さらに、砂浴っていうのは

穴という穴を開くことになるので

その後、長ければ2週間ほどは

ボウボウと臭気が立ち上る感じで

拝毒が続くんだそうです。

(臭いとしては感じないけどね)

 

だから、帰りの車から

とにかく換気して

自分の毒素を

自分や周りの人が吸わないように

気をつけないといけません。

 

かくいう私。

昨年の9月のこの砂浴の後に

出血が止まらなくなり

何度か大きな塊が出てきて

死にかけたわけなので

かなりの荒行にはなりましたが

やっぱりあれは

必要な排毒だったのだろうと思っています。

 

で、ここからは

今回埋まってみて感じたことを

想いのままに書き綴ってみますね。

 

まず、ひとつは

「浴」っていう字がついてるから
癒される感じがするかもしれませんが

砂浴は完全な苦行です。

(まったく楽しく平気な方も

 いらっしゃるようです。

 もったいない気もするけど、

 おしゃべり三昧の人もいるみたい)

 

アーシング、グラウンディングを

感情そっちのけで

無理やり強烈にやるという感じ。

 

動けないという苦痛

 

実は腕なんてちょっとしか

砂かかってないんだけど

ものすっごく重いんです、砂って。

 

痛かったり痒いときに

もぞっと動くのも一苦労

そういう苦痛って

体感したことがないと

ほんとに想像できないものです。

 

それと、閉そく感ね。

ろばくんは、

日焼け防止のために

帽子のうえにタオルかぶせてもらったとき

視界まで失われたと感じて

怖すぎて死ぬかと思ったらしい。

 

8時間、何もできないと

瞑想したりできるよねと思うんだけど

実際やってみると

まったくそんな余裕はありません。

 

2時間に一回くらいかな

西村さんが来てくださるんだけど

帽子を整えてくださったり

お水を含ませてくださったり

もう、天使のように感じられます。

(実際、ほんとに優しいのです)

 

だからまあ、

よほど何か疾患でもなければ

好んでやる必要はないのかな

とも思うんだけれど。

 

はっきりとした場所は

憶えていないのだけれど

ある古い部族には

男子の成人の証として

特殊なハーブを使い

一晩岩になるという儀式があったんだそうです。

 

まったく動けない状態

その恐怖に耐えられたら

一人前として認められるということ。

それにすこし似ているかもしれませんね。

 

でも、実は私はね。

2回目だったからか

倒れた時に

指1ミリも動かせないような

経験を経たからなのか

真ん中の数時間ほどは

かゆみとか痛み、重みが

なくなるわけではないんだけれど

そこからすうっと離れて

至福の中にいました。

 

空が青くて

海の向こうには鳴門大橋と淡路島

満ちて来る波の音、鳥の声

風がほっぺをなでて

時々トラックが通ると

地面が揺れたりするのも感じて。

 

私って地球なんだなあと思いました。

 

なんというのかな。

 

そのとき私の前に

不思議なスクリーンが出てきて

映画『もののけ姫』のシシガミさまの湖を

思い出していました。

 

ストーリーをご存じない方は

ぜひ一度DVDをご覧くださいね。

 

シシガミさまは

自然そのものの象徴であり

シシガミさまの夜の姿デイダラボッチは

人間社会が寝静まった夜には

自然界が優位になり

世界すべてを覆いつくすような

そんなイメージなのかなと思います。

 

神社に夜に行ってはダメなのも

でも、本当に大切なご神事が

夜に執り行われるのも

きっと夜が神さまの時間だから。

 

あの湖は、そして鳴門の砂浜は

循環する地球のエネルギー

宇宙の摂理そのものなんですよね。

 

人間もいよいよ知恵の限界を感じた時には

動物として生き物として

そこに一族の安寧や、生きる望みをかける。

 

生きる力があれば

生きるエネルギーが呼応しあって

拝毒が進んで

あるいは清浄さが流れ込んで

元気になるんだけど

もうそのエネルギーがないというか

毒のほうが優勢になっていると

イノシシ族の長、乙事主さまみたいに

いのちが吸い取られるようにして

旅立ってしまうことになる。

 

そこに感情はないのです。

 

砂浴もね。

本当にすごく状態の悪いところには

砂がくっつかないんだそうです。

 

きっとこれは菌の世界の話でもあるのですが

ほら、ソマチッドもそうですよね。

 

それが天意(あい)というものの本質。

 

慈悲や正義というのは

感情のある

人に近い神さまが

持ち合せるものなのかもしれません。

 

映画の中では

同じように思考や感情を

豊かに持ち合わせた獣たちを

神として畏れ敬いながら

共生してきたアシタカの蝦夷一族は

縮小していく流れにあり

獣たちも人間との争いに負け

エネルギーを失い

食べられるための肉へと変わっていきます。

 

そうして、そんな風景を感じていた

最後にあらわれたのは

なんと聖書の世界でした。

 

私たちは知恵の樹の実をいただいて

地球上の生物の中で唯一

宇宙の摂理の中に在るいのちでありながら

自分たちの思考による判断をし

進化発展するという道を辿ってきた。

 

けれど、最後には

この摂理にまた戻る時が来る。

 

このとき、思考だけに

それによる知恵だけにしがみついていたら

私たちは宇宙の摂理に従って

元の元の無空へと

戻って行くのかもしれません。

 

でも、摂理に生きることを学び

その両輪をかみ合わせることができれば

未来は変わる。

 

それが

生命の樹の実を手にして

運命の輪を自らまわすということの

意味なのでしょう。

 

おりしも

太陽のエネルギーがもっとも強い夏至と

月のエネルギーがもっとも強い満月が

ほぼ同時に起こるこの数日は

天と地、太陽と月、神と人

火と水、男性性と女性性、陰と陽……。

二極が統合するエネルギーが

流れるのかもしれません。

 

きっとこのエネルギーは

喧噪のなかでは感じ取れない。

誰かが教えてくれるものでも

大きなはっきりとした合図があるものでもない。

 

いえ、

ほんとうはものすごく

大きな鐘の音が鳴っているのだけれど

私たちには聞こえにくい

周波数なのかもしれない。

 

だからいま、

できることなら

なるべく静かに

日常の中の小さな機微の中から

地球上で始まっている

変容のエネルギーを感じて

すこしずつ

自分の中にも在る二極の統合を

始めていくことが

とてもとても大切なことのような

そんなことを感じた

国生みの地での一日だったのでした。

 

写真は帰り道、淡路島から見た海と空。

この真反対には、ほぼまん丸の

お月さまが顔を見せてくださっていました。

 

今日もお読みくださってありがとうございます。
愛と感謝をこめて。
尚子 拝
☆ナマステゲストハウス☆
・場所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦大谷66-1
・砂浴期間:5月末~10月初旬
・電話:088-687-0322

※完全予約制、16:00以降くらいがつながりかな。

 詳細は直接お問合せくださいね。

 

追伸
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(今日も紹介できなくて残念)
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