ブログこの星の未来の創り方

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2016.05.05

ふたつのいのち

星のお話に興味のない方は
知らないお名前かもしれないのだけれど
ジョナサン・ケイナーさんが
亡くなられたと知ってびっくりしています。
独特な、なんだか文学の香りのする
毎日の占いがとても好きでした。
うまくいくいかないじゃなく、良い悪いじゃなく
俯瞰してみてどう捉えるかなんだなということ
宇宙の仕組みみたいなことを
言外に教えていただいた気がします。
心からの感謝とともに
宇宙の源への旅を楽しまれますように
お祈りいたします。
ところで、自分ってふたつのいのちで
成り立っていると思うのです。
私たちのいのちは
記憶の塊によって
自分だということが認識できるようになっています。
記憶って言うと、まるで自分のことのようだけれど
実は自分の五感、もしかするとそれ以上の感覚で感じた
他のいのちや物事のことなんですよね。
だから、ずっとあったいのちや物がなくなると
もとい、なくなったと感じると
そこが抜け落ちて
自分という存在が変化する。
心に穴があくというのは
本当に穴があくことなんですね。
そうして幾層もの瞬間の記憶が重なってできたのが
じぶんといういのちなのです。
逆に言うと
自分の中に在るいのちや物事の記憶を
良きものとして輝かせてあげると
(クリーニングですね)
ただ自分が輝くだけではなくて
自分の記憶の中に在る
すべてのいのちや物事も輝くということ。
記憶というのは刻印のこと。
宇宙そのものの記憶は
すべてのいのちの記憶を壮大な点描画として
一瞬一瞬残していくものなのです。
その刻印、アカシック・レコードが打ち込まれる場所を
宇宙の根源、ゼロ・フィールドといいます。
時空を超えた何ものかの声を聞くということは
何らかのいのちの揺れ動きが起こることで
このゼロ・フィールドとつながり
異次元の記憶と
つまり、別の時空を生きるいのちと
遭遇したということに他なりません。
時として、ゼロ・フィールドから立ちあがる
いのちのエネルギー
霊の息吹に触れ
死の淵から舞い戻るといった
常識では考えられない
「奇跡」と呼ばれるようなことが
目前に起こることもあるのでしょう。
あなたはわたし
わたしはあなた
この言葉の真実を
思わずにはいられません。
ほんの小さな部分だけれど
ジョナサンの示唆に富んだすばらしい言葉たちは
私の中であたたかないのちとして
たしかに輝いています。
そんなふうに
わたしの人生の深さ広さは
「あなた」をどこまで多くのいのちに
どこまでの時空に広げるか
そして、どれほど輝かせるかにかかっているのです。
そして、このことをしっかりと感じながら生きることが
すなわち新しい時代を
スタートさせることなのだろうと感じます。
あらら……。
思うままに書き進めたら
すっかりややこしいことになってしまいましたね。
感謝祭ではこのことを、
楽しく分かりやすく
お話しさせていただきたいと思っています。
ぜひご一緒いただけましたら幸いです。
お読みくださってありがとうございます。
感謝をこめて。
尚子 拝
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☆5月21日(土)きれい・ねっと感謝祭2016
神戸市産業振興センター レセプションルーム
Guest 赤塚高仁・小川雅弘・Sora・Keiko・舩井勝仁
 
☆5月15日(日)山内尚子出版記念講演会
大阪舩井セミナールーム

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