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2019.03.10

ミラクルが起こらないという奇跡

先月の27日の夜

祖母はるちゃんが急逝し

深夜、葬祭会館へと移動して

2時半頃だったかな

 

おばあちゃん

ごめんね、ちょっと待っててねと

急いで自宅へ戻りました。

 

 

なぜかというと

 

翌28日はナント

 

たつきさんの高校の卒業式だったのです。

(で、その後が

 うちゅうさんと語り合う会だっんですね。

 ほんっとにテンヤワンヤでした)

 

 

すばらしい卒業式の後にも

 

たくさんたくさん

いろーんなお祝いをしてもらって

 

たつきたちのクラスは

3年間クラス替えなし

担任の先生も同じ先生

(しかも、部活顧問も同じ先生)

だったので、とても結束力が強くてね。

 

担任の先生がトランペットを吹いて

みーんなで肩を組んで

「乾杯」を大合唱したそうです。

 

 

さて実は。

 

 

このテンヤワンヤの最中に

もうひとつ

大きなおおきな奇跡がありました。

 

 

たつきさんの大学受験なのですが

 

残念ながら

不本意な結果に終わってしまいました。

 

わたしやみけちゃんが

秋ごろに

うちゅうさんが下咽頭ガンであることがわかり

そこから

天国へと旅立った

センター試験の1週間前まで

かかりっきりになってしまって

そのことが心に引っかかっている

わたしたちだったのですが

 

本人曰く

「それは関係ない。

 僕の勉強量が足りていなかった」

のだそうです。

 

進学校であるとはいえ

絶対的に不利とされる

地方の公立高校であるうえに

3年生の初春までSGHの研究を続けて

春にはバンドを組んで歌い

夏まで吹奏楽部を続けて

 

そりゃ時間足りないよね。

 

でも

それにもかかわらず

受けられそうなところまで

成績を上げたのは

 

まさにミラクルで

 

先生たちも本当に驚かれていたし

応援もしてくださっていました。

 

結果を先生にご報告してから

とりあえず、二人でわあわあ泣きました。

 

 

でも

泣きながら

わたしは「ついにこの時がきた」と

思っていました。

 

わたし、

決めていたことがあってね。

 

人生の中でいちばん大きな挫折の中にいた時

 

きしおくんがいなくなって

途方に暮れていた時に

 

それは不幸なことなんかじゃないよと

その存在まるごとで教えてくれたのは

 

そして、その挫折からわたしを救ってくれたのは

たつきその人でした。

 

うちゅうさんやはるちゃんが

天国に帰っていくその過程においても

わたしがそのことを

穏やかに受け容れることができた根底には

 

それが不幸なことなんかじゃないことを

その時に確信することができたからに他なりません。

 

 

だから

わたしは

たつきが成長していく中で

もしも大きな挫折に出会う時がきたら

必ず恩返しをしようと

ずーっと思ってきたのです。

 

 

彼は天真爛漫でミラクルメーカーで

本気で思い描いたことは

どんなことでも実現してきました。

 

もちろん

相応の努力をしているわけなんだけれど

その努力は

いつだってちゃん報われてきたんです。

それって

本当に羨ましいくらいに幸せなことです。

 

 

でも今回

彼はたぶん生まれて初めて

本気でチャレンジしたことに対して

NOという結果をもらいました。

 

だから

わたしは全身全霊で伝えました。

 

 

これは不幸なことなんかじゃないよ。

 

 

たつきはほんとにすごーくよくがんばったよ。

だけど

思い通りにはならなかった。

でも、それは不幸なことなんかじゃないよ。

 

きっといまは

たつきの願いに対して

一番良い答えが出ているんだよ。

 

 

しばらくいろいろ話した後

たつきさんが出した結論は

 

 

やっぱり僕、その大学しか見えへん

 

 

わかったよ

それならもちろん応援するよ、

ということで

夜中まで色々調べて

翌日には予備校の門をたたき

 

なんとすでに通い始めています。

 

 

しかも

 

最初のうちは

心がモヤモヤしたり

複雑な想いもあったようですが

 

すでにすっかりケロッとして

 

予備校の合間を縫って

受験を終えた仲良しの子たちと

(どうも終えてない子もいるみたいな……)

ボーリング行ったりしているというね。

 

 

そんな、たつきたちの

すばらしい卒業式

 

 

子どもたちが退場した後

学年主任の先生からのご挨拶があって

こんなことをおっしゃいました。

 

 

先ほど、卒業式の退場の時

卒業生たち全員が

一列ずつ立って振り向く時に

「ありがとうございます」と

深く頭を下げてから退場していきましたよね。

 

実は僕らも驚いておりまして

あれはわたしたちが

指導したものではありません。

 

厳しい大学受験期間中に

彼らが自分たちで

いつの間にか考えて

いつの間にか練習して

そして今日、その姿を見せてくれたんです。

 

来月大学受験の結果が出そろって

悲喜こもごもあることかと思います。

進学校の定めとして

それで、この学年は良かった悪かったと

そういうことを言われることもあるでしょう。

 

しかし

僕はこの学年の主任をして

彼らと一緒に過ごせて

ものすごく楽しかったです。

 

最高にすばらしい学年でした。

ものすごい成長を僕たちに見せてくれました。

本当に感謝します、ありがとうございました。

 

 

ああ

この学校に

この先生方にお世話になって

この学年のみんなと机を並べて

学び、過ごすことができて

本当によかった。

 

 

すべての経験は

わたしたちの想いを遥かに超えて

奇跡に満ちています。

 

 

たつき、おめでとう。

 

そして、心からありがとう。

 

 

さ、お仕事に戻ります☆

 

 

今日もお読みくださり

心よりありがとうございます♪

 

愛と感謝をこめて。

山内 尚子 拝

 

 

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