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2016.05.11

神さまのいる暮らし(2005.05.02)

この記事は2005年5月に書かれたものです。
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私は別に特定の宗教の信者ではありません。
中学、高校とカトリックの女子校に行ったのが、
神様と出会った最初。
お祈りやミサがある聖堂の
不思議な静寂と厳かさは今も心に残ります。
そして今、たつきが通う保育園は
大きな曹洞宗のお寺。
園では毎日、般若心経と座禅があり、
子どもたちは仏様に見守られながら
静かな時間を過ごします。
こうして色んな宗教に触れたり
それについて論じたりできる国ってなかなかないけれど、
逆にそれだけに、それが人生を左右するほど
大切にも扱われないのが日本。
もしかしたらそのことが心を不安にさせたり
心の貧しい事件を引き起こしているのかもしれません。
大いなる力が私たちを創っていると思えば
自分自身を大切にできるし
行動のひとつひとつ
出会いのひとつひとつを大切にできる
大いなる力で私たちがつながっていると思えば
自分自身と同じように
人も物も大切にできる
自分の力のちっぽけさを
人間の力のちっぽけさを
そのひとつひとつが
この大きな世界を創っていることを知り
素直に認めて感謝することができる
「胸に手をあてて、ののさまに聞いてごらん
ののさまはあなたの中にいて
良いことかどうかちゃんと教えてくれるよ」
先生方は子どもたちにそう言って聞かせます。
「ののさま」はお地蔵様、子どもの姿を借りた仏様。
人は人生という修行を終え、仮の姿を返す時
仏様に戻るといいます。
いろんな場所で生まれたから
描写がずいぶん違っているけれど
キリスト様もお釈迦様も
ほとんど同じことを説かれた気がします。
そして、その大いなる力を
しっかり感じながら生きていくことが
とても大切で
自然なことのように思えるのです。
胸に手をあてて、聞いてみます。
ののさま、いかがでしょうか?
とら2005 とら(by4歳のたつき)
ねずみ2005 ねずみ(by4歳のたつき)
あなたには分かりますか?
母でさえ分からない
この深遠なる違い……
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実は、やっぱり
文章を書き続けているんですね、私。
本格的に書き始めた(ものが残っている)のは
たつきがお腹にいた頃、1999年くらいから。
ブログを始めたのは2004年
なんと、きしおくんが亡くなった年から書いている。
当時は読む人もお友達だけだったけど
書くことでクリーニングをしていたことが
本当によく分かります。
で、今いろいろ整理しているのですけれど
時々、ここに「記憶という宝物」として
残していこうかなと思います。
今日もお読みくださってありがとうございます。
感謝をこめて。
尚子 拝
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