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2026.03.22

静けさへ還る時間

2026.3.22
神さまライフ|Day5
今年に入ってから、
思い立って毎日、仏壇にお参りするときに
般若心経をお唱えしています。
長典男さんとYouTubeでコラボしたとき
誰でもできる祓い清めのひとつとして、
般若心経がいいよと教えていただいたことも、
そのきっかけのひとつです。
ただ、じつは般若心経は
わたしにとって
もともと身近なものなのです。
わたしが29歳のとき、
パートナーであるきしおくんが
天国へと旅立ち
わたしは、
当時3歳だった息子のたつきさんを連れて、
3人で暮らしていた高知から
姫路へと戻ってきました。
そういえば、ちょうど今ごろ
まだ少し肌寒さの残る
3月のことでした。
高知で入園を予定していた保育園に
入園が難しくなったことをご報告に伺うと
園長先生が、
「まあ、姫路なの?
わたしたちが保育園をつくるときに
モデルにした保育園が姫路にあるんですよ」
と紹介してくださったのが、
350年以上の歴史を持つ
曹洞宗の古刹が運営する保育園でした。
モデルになるだけあって
とても人気のある保育園で、
すでに3月に入っていたこともあり、
定員はいっぱい。
でも、ありがたいことに
両園のご配慮のおかげで
たつきさん
滑り込みで入園することができたのでした。
保育園では、毎日、般若心経を唱えます。
子供たちはすぐに覚えて
時々、園を訪れると
可愛い大合唱のような般若心経が
聞こえてきました。
そんなある時
きしおくんのご供養を
どうすればいいのかわからずにいたわたしに、
ご住職でもある園長先生が、
「お母さんも、
たつきさんと一緒に
般若心経をお唱えするといいですよ」
と教えてくださったのです。
それ以来、
たつきさんと一緒に
小さな仏壇の前に座り
般若心経をお唱えすることが、
わたしのささやかな日課になりました。
辛いこと、悲しいこと、苦しいこと
たくさんあったけれど
不思議と心が落ち着いたのを
いまでもよく覚えています。
高知の保育園は、
きしおくんと2人
たくさんの園に見学に行って
悩んで悩んで決めた保育園でした。
今にして思えば
わたしたち母子が
ちゃんと人生を歩んでいけるように
きしおくんはもちろん
たくさんの見えない世界からの支援があっての
流れだったんだろうなと思います。
そんな般若心経
たつきさんが家を出てから
少し遠のいていたのですが
仏壇の前に座って
ロウソクの火をともし、
お線香を立てて、
静かに般若心経を唱える……。
するとやっぱり、
心がすうっと落ち着くのです。
唱えること。
手を合わせること。
祈ること。
それは、
わたし自身の内側を清め
静けさへ還してくれる時間
さらには、
宇宙の源とつながるひと時なのだなあと
あらためて感じています。
最後までお読みくださって
心よりありがとうございます。
今日の写真は
保育園でいただいた般若心経
愛と感謝をこめて。
山内 尚子 拝