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2023.08.29

【「まなひくらぶ」誕生ストーリー02 まなひまつり2023希望の創造08】 #226

皆さま、こんばんは♪
今日は
「まなひくらぶ」誕生ストーリーを
2回目のご紹介となります。
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今回のお話も
ご存じの方が多いと思うのですが
よろしければぜひ
ご一読くださいませ。
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・ボロボロの本の山を前にして決めたこと
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突然ですが、
いま書店に置かれている書籍の多くが、
誰の手にもわたることなく
廃棄処分されているということを
ご存じでしょうか?
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日本では年間約7万タイトル、
数億冊の本がつくられているのですが、
実はそのうちの40%以上、
半数近くが返本され、
その多くが廃棄処分となっています。
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しかも、
これはここ数年の話ではなく、
わたしが出版社を始める前から
ほとんど改善されていない
出版業界が抱える大きな問題です。
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幸せな未来に寄与するために
創られているはずの書籍が、
信じられないほどのゴミとなり
環境破壊につながっているのです。
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(もちろん再生利用もされていますが
 決して良い状況とは言えないでしょう)
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思いがけず出版社を立ち上げた当初、
ワクワクしながら
一歩を踏み出したわたしは、
この現実に愕然とすると同時に、
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大手出版社の作品でなければ
書店に並べられることすら
難しいという事実にも直面しました。
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最初の数年間は
その中でなんとか生き残ろう、
勝ち残ろうと努力しました。
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でも、大切に創った本たちが、
誰にも読まれることなく
捨てられていくのです。
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ボロボロの本の山を前にして、
涙がとまらなかったあの時のことを、
わたしは一生忘れないでしょう。
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そして、決めたのです。
「もう、こんなことは止めよう」と。
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本は、たくさん「売れる」ことだけが目的で
つくられるものではないはずです。
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伝えたい想いを大切に、
必要な冊数をつくり、
必要な方のところにきちんと届くことこそ
大切なのではないか。
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問題だらけのこの仕組みの中で
勝ち残っていくことではなくて、
その仕組みがないのなら、
表現する側も読む側も一緒になって、
本が大好きな人たちと一緒に、
きれい・ねっとが新しく創ればいい。
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こうして、きれい・ねっとは
「積極的な書店での平積みを行わない」という
決断をしました
(ご注文をいただければ
 書店でのご購入も可能です)。
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そして、この現実を
コツコツとお知らせしながら、
ネットショップやイベントでの販売をメインに
一冊ずつを大切に創り続けてきた結果が、
今のきれい・ねっとなのです。
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そして、
「きれい・ねっとで本を創りたい」
という著者さま、
わたしたちの想いに共感し
「きれい・ねっとの本だから求めたい」
という多くの読者の皆さまが、
素敵な未来を創造する仲間として
徐々につながりはじめました。
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書籍やイベントを通じて
「言葉でつながるコミュニティ」が、
少しずつ広がりはじめたのです。
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(つづく)
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「まなひまつり2023」
10月22日(日)
東京ベイ有明ワシントンホテルにて
開催です。
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すばらしいひと時
ぜひご一緒くださいましたら幸いです。
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また、「まなひまつり」には
「まなひくらぶ」にご参加いただくと
会員価格にてお申込みいただけます。
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まなひまつり2023お申し込みは以下リンク先よりお願いします♪

今日もお読みくださり
心よりありがとうございました。
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これを読んでくださるあなたが
いのち輝く日々を
お過ごしくださいますように祈ります。
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愛と感謝をこめて。
山内 尚子 拝
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今日の写真は
きれい・ねっと感謝祭2019
(京都KBSホール)
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