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2023.06.02

【出版社として著作権を放棄する理由】#182

皆さま、こんばんは♪
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今日は
きれい・ねっとのコンセプト
第6回目となります。
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◇出版社として著作権を放棄する理由
 Concept06◇◇◇◇◇
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きれい・ねっとの
代表的な作品のひとつに
「天使の着ぐるみ」という小冊子があります。
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著者であるおにいるそうこさんが
ブログで発表されたこの物語は
短編ながら心の奥深くに響く内容で
瞬く間に多くの皆さまに
読まれるようになりました。
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そして縁あって、
きれい・ねっとで
冊子化することになったのですが
そのときにわたしたちは、
ある約束をしました。
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それは
他媒体での
「全文掲載」を認めるということ。
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そして、
このことがきっかけとなって
きれい・ねっとは全著作について
出版社として
「著作権の放棄」を行うに至ったのです。
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わたしたちは
先生方の想いや有益な情報に
少しでも多くの皆さまが
触れてくださることを願い
そのために本を創っています。
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そんなわたしたちが
自らの権利のために
制限を設けることはしたくない。
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常識では
考えられないことかもしれないけれど
わたしたちにとっては
ごく自然な決断でした。
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大切な情報が、
さまざまな発信によって
自由に伸びやかに広がっていくこと。
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それがきれい・ねっとの
そして、
新しい時代のやり方なのだと思っています。
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この出版社としての著作権の放棄って
具体的にどういうことかというと
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たとえば、の話ですが
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きれい・ねっとから
出版したご本なんだけど
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原稿全文公開したい!と
著者さまがおっしゃるのであれば
「いいですよ」とお返事します
ということです。
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はたまた
大手出版社さんから
すごく良い内容だからと
オファーがあったとして
著者さまがそちらから出すことを
希望されたとしたら
「いいですよ」とお返事します
ということです。
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要するに
きれい・ねっとの本だから
といって
きれい・ねっとの権利を主張する
といったことをしないということですね。
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このことを決めてから
著者さまには毎回ご説明するのですが
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めちゃくちゃ驚かれた後に
「そんなきれい・ねっとが好き♡」と
おっしゃってくださいます。
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赤塚高仁さんの師匠、糸川英夫博士の
「前例がないからやってみよう」
ではないですが
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前例もないし非常識なことながら
これを決めてから
困ったことは一度もありません。
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「天使の着ぐるみ」は
全編がネットで検索できるし
YouTubeでの朗読などもあるので
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お話自体は
どこでも知ることができるのですが
いまでも年間1000冊近くを
皆さまにお届けしている
超ロングセラーです。
(1冊200円ですので、よろしければぜひ♪)
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むしろ、全文公開しているからこそ
さらに多くの方に
広がっている気さえするほどです。
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がんじがらめは苦しいだけ。
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これからの時代は
いかに手を放しているか
いかに手を放していくか、が
何ごとにおいてもとても大切です。
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そしてそのほうが
ずっと豊かで
ずっと幸せなんだということを
あらためて感じています。
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今日もお読みくださり
心よりありがとうございました。
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これを読んでくださるあなたが
いのち輝く日々を
お過ごしくださいますように祈ります。
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喜びと祈りと感謝とともに。
山内 尚子 拝
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今日の写真は
サイト掲載のもの♪
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