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2023.06.07

【循環型社会の実現のためにできること】#187

皆さま、こんばんは♪
昨日はわたしごとの投稿に
たっくさんのいいね!やコメントをくだって
心よりありがとうございました。
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ちょっと慌ただしくしているので
コメントのお返事
すこしお待ちくださいね。
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と、いうわけで
今日は
きれい・ねっとのコンセプト
第10回目となります。
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あっという間に終盤ですが
今日のお話では
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「すばらしい未来を創るために
 創られているはずの本たちの
 半分近くがゴミとなり
 環境破壊につながっている」
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そんな悲しい事実に直面して
わたしたちが具体的にやっていることを
ご紹介していきます。
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どんなに小さなことであっても
できることは
できるかぎりすぐにやっていくこと
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すべてはその一歩から始まると
わたしたちは信じています。
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◇循環型社会の実現のためにできること
 Concept10◇◇◇◇◇
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きれい・ねっとの書籍の
本文用紙には
東北の製紙工場から届く
書籍用紙を使用しています。
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淡いクリーム色で
やわらかな質感の書籍用紙は
目にも手にもやさしく、
耐久性にも優れています。
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長年にわたり
日本の出版業を支えている
東北の製紙産業。
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ところが東日本大震災の時、
津波で設備がほぼ全壊し
出版業界は
深刻な紙不足に陥りました。
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そんな中、
日本製紙石巻工場は
電気もガスも水道も
復旧の見通しが立たない状況から、
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なんと半年後、
2011年9月に
「石巻工場8号抄紙機」の操業を
再開させたのです。
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「この工場が止まるときは、
 日本の出版が倒れるとき」
という矜持が
彼らを支えたという言葉に
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それに応える出版社でありたいと
心を新たにしたものです。
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わたしたちは、
そんな思いの詰まった国産の紙を
無駄にすることなく
大切に使うために
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用紙をなるべく統一することで
紙を余らせることがないように
工夫を重ねています。
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表紙の厚紙については
一手間かけてしおりを製作し
皆さまにプレゼントして
お役立ていただき
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それでもどうしても出てしまう
紙の切れ端については
徹底した分別を行い
専門業者に依頼して
そのほぼ100%をリサイクルしています。
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また、2020年秋から
中越パルプ工業株式会社によって
開発された
日本の竹100%による「竹紙」や
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間伐材を使用した用紙を
積極的に活用するなど
本を創ることそのものが
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循環型社会の実現への
貢献となることを願い
できることから着実に実行に移しています。
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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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実はわたし
本を創ることで
一生懸命になっちゃってて
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こういうことを
やってますというのを
全然発信してこなかったのですよね。
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で、あらためて言葉にしてみたら
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それ、もっと言ったほうがいいよ。
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本を持ってる人も嬉しくなるよ。
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と、かなりたくさんの皆さまに
おっしゃっていただいて
こうしてご紹介をしてみるに至りました。
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まだまだまだまだ
改善の余地はあると思うし
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なにより
いまの製作体制だって
今後どうなっていくかわかりません。
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時代は刻々と変わっていきます。
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頑なにならないで
何ものにもとらわれない
やわらかでしなやかな発想で
わたしたちらしく言葉を紡いでいこうと
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いつもいつも思っています。
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今日もお読みくださり
心よりありがとうございました。
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これを読んでくださるあなたが
いのち輝く日々を
お過ごしくださいますように祈ります。
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喜びと祈りと感謝とともに。
山内 尚子 拝
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今日の写真は
サイト掲載のもの♪
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