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2023.06.13

【空がにわかにかき曇り】#193

皆さま、シャローム♪
イスラエルはいま14時過ぎです。
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昨日は夕方から
ホテルべレ・シートで過ごしました。
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ラモンクレーター
億単位の年月をかけてつくられた
断崖絶壁
柵もなんにもありません。
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そこでみんなで声をかけあいながら
映える写真を撮る仲間たち
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日本では
危険だからと
どんどん柵がつくられるけれど
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どんなに備えても
完璧なんてありえない。
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本当にしなければならないことは
なんなのでしょうね。
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美味しい食事
美しい景色
ともに過ごす素敵な仲間たち。
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そんな仲間たちとともに
朝の日の出に感動し

   
荒野の中に突如あらわれる
オブダッドの泉へと向かっていると
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なんと
空が一面かき曇り
雷の音がしました。
ほんの少しの雨に
驚いて大騒ぎのわたしたち。
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イスラエル初代大統領
ベングリオンの終の住処
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そして、ベングリオンのお墓の前で
イスラエル国歌ハティクバと
日本国歌君が代の斉唱と祈りのひと時。
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祈りを終えて
目を開けると
雲が割れ、青空が。
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そして、ランチタイム
キブツのレストランに入ると
外はまさかの大雨に。
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ランチを終えると雨は止み
いま、バスの外ではまた大雨です。
6月のイスラエルでは
ありえないこと。
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赤塚さんも
この地での雨は初体験だそうです。
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旧約聖書の世界
荒野の厳しさを
しっかり感じてもらおうと思っていた
赤塚さんは悔しさと不思議さで
困ってしまっておられましたが
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仲間たちにとっては
すばらしいサプライズとなりました。
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そして実はわたしには
たぶん皆さまのそれとは少し違う
とても感慨深い思いを抱いていました。
2014年11月に発刊した
赤塚高仁さんと舩井勝仁さんによる
共著シリーズ第一弾
『聖なる約束
砂漠は喜び、砂漠は花咲き』
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この本のサブタイトルの
「砂漠は喜び、砂漠は花咲き」
というのは聖書イザヤ書の一節です。
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この本にあらわされた
ベングリオンが夢見た世界
あの時には
ありえないと思っていた
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イスラエルの砂漠に
チューブではなく
天から祝福の雨が降り注ぎ
サフランの花が咲く世界への扉が
ついに開かれたような
そんな気がして
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ああ、赤塚高仁の
魂からの言葉たちを編んできて
こうしてイスラエルを旅して
編集者として
あるまじき発言ながら
言葉にできないような
喜びとも感動ともつかない
なんとも静かな想いに満たされたのでした。
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今日もお読みくださり
心よりありがとうございました。
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これを読んでくださるあなたが
いのち輝く日々を
お過ごしくださいますように祈ります。
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喜びと祈りと感謝とともに。
山内 尚子 拝
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今日の写真もイスラエル♪