ブログこの星の未来の創り方

2022.12.12

【当たり前という勘違い】#011

イスラエルにおいて
水がいかに貴重であるかということは
以前お伝えしたとおりです。
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対する日本は
豊かな水に恵まれた国ですね。
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「湯水のようにお金を使う」
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なんていう言い回しも
日本ならではの表現と言えるでしょう。
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この表現でも分かるとおり
わたしたちにとって
水はあって当たり前のもの。
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でも
本当にそうでしょうか。
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いつの頃からか
わたしたちは
水道に高価な浄水器をつけたり
水を買うようになっています。
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さらに、日本では
豊かな水に恵まれているにもかかわらず
食糧自給率が40%をきっています。
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これはもしかすると
わたしたちは
いのちがあることすらも当たり前のことだと
勘違いしてしまっていることを
意味するのかもしれない……。
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わたしには
そんなふうにも思えるのです。
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では、イスラエルはどうでしょうか?
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『ユダヤに学ぶ変容の法則』(赤塚高仁)
(引用ここから)
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イスラエルでは、
国内最大の湖であるガリラヤ湖から
水を引いて
イスラエル第二の都市テルアビブの
生活用水として活用しています。
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でも、使った水は
日本のように海に捨てるのではなく、
浄水した後南へと運び、
砂漠の地上に張り巡らした
チューブにつないでいます。
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チューブの真ん中には、
10~15センチおきに小さな穴が開いていて、
そこからポトンポトンと
水が落ちてゆきます。
その水は、
きれいに浄化した淡水に栄養を混ぜたもので、
植物の根元に掛かるような
仕掛けになっているのです。
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そう、彼らは砂漠のど真ん中で
農業を行っているのです。
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水がないところには
いっさい草が生えないので、
除草剤も要りません。
とても合理的な仕組みです。
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このような地道な研究努力のおかげで、
国土の約60%が砂漠であるにもかかわらず、
イスラエルの食糧自給率は100%を超えています。
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多くの農産物がヨーロッパに輸出され、
今でははるか日本にまで
送られてきているものもあります。
スウィーティという、
グレープフルーツに似た柑橘を
あなたも見たことがありませんか?
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(引用ここまで)
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イスラエルの食事で
いちばん驚くのは
野菜や果物がとびきり美味しいことです。
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カラフルに輝いていて
味もギュッと濃くて
まさに「生きている!」という感じ。
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それに、イスラエルのワインは
雑味が少なく深い味わいで
驚くほど美味しい。
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一滴の水を
大切に大切に使って育てられた
いのちをいただくのです。
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日本とイスラエル
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一体どちらのほうが危険な国なのか……。
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やっぱりわたしたちは
何にも知らないのだと
あらためて思います。
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今日もお読みくださって
心よりありがとうございます。
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これを読んでくださるあなたが
ただの観光とはまったく違う
遥かなるイスラエルの旅を
ご一緒くださいますように
魂の底から祈っています。
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本日の写真は
ゼッタイ飲みたい
フレッシュザクロジュース
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2023年6月10~19日
赤塚高仁・山内尚子と行く
魂の約束を思い出すイスラエルの旅
詳細・お申し込みページはこちら
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連続100日投稿!『魂の約束を思い出すイスラエルの旅』一覧はこちら
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