ブログこの星の未来の創り方
2022.12.26
【ヤマトとユダヤが手をつなぐ時 】#025
マサダ陥落によって
国を失ったユダヤ民族。
.
2000年もの長きに渡る流浪の後
1948年5月
初代大統領ダビッド・ベングリオンによる
建国宣言によって
ついにイスラエル建国がなされます。
.
この建国宣言がなされた
小さな建物の中に入った時
あなたは何を思うことでしょう。
.
ところで、
かなり最初の投稿でご紹介したとおり
大東亜戦争敗戦の後
世界で最初に日本と国交を樹立したのが
イスラエルであり
その際、ベングリオン大統領から
書簡が届けられました。
.
日本は敗戦の6年後の1951年、
「サンフランシスコ講和条約」によって
主権を回復しました。
.
そして、その条約が発効した1952年、
イスラエルは日本と国交を樹立します。
.
これはイスラエル建国の
わずか数年後のことなのですね。
.
今日は1952年7月1日
ベングリオンから
当時の日本国民に向けて送られた
「ベングリオン書簡/友情のメッセージ」を
ご紹介したいと思います。
.
《ベングリオン書簡》
.
日本国民の皆様に、共同通信を通じて、
謹んで友情のメッセージをお送り申し上げます。
.
このたびイスラエル・日本両国政府は、
外交関係成立の意向を発表しました。
お互いの国の首都に、
公使館が開設される日は遠くないと
確信していますが、
この事実は両者を隔てるものではなく、
むしろ結びつけるものです。
.
広大なアジア大陸は
両国をつなぐ連結路であり、
アジアの運命についての意識は
両国共通の思いです。
.
イスラエル国民は、
欧州、アジア、アフリカなど
全世界から帰還してきましたが、
我々のルーツおよび過去、さらに未来は
アジア人にあります。
.
人類の偉大な師は皆、
アジアから出現しましたが、
今や再びアジアは世界の諸国民の中にあって、
ふさわしい役割を担いつつあります。
.
アジアの両端から
両国の絆が広がりつつあることを
嬉しく思います。
皆様の代表がイスラエルを訪れてくださって、
真の民主国家、
そして離散したユダヤ民族のホームとしての
国を発展させようとする努力のみならず、
現在携わっている農業や産業界の様子を
ご覧いただいたことは、
私どもの喜びとするところです。
.
私は再建に向かって
日本民族が偉大な業をなされることを
心から祈念し、
それがアジア大陸の平和、発展、繁栄に
寄与すると確信しています。
.
.
この書簡の存在
赤塚さんですら2014年まで
知らなかったそうです。
.
イスラエルに行くと
日本人だというだけで
心から歓迎してくださる。
その理由は
戦後まもなく送られたこの書簡に
こんなにもはっきりと記されているのに
わたしたちはまったくそれを知らないのです。
.
.
ベングリオンも
赤塚さんの師匠、糸川英夫博士と同様に
アジアの両端にある
日本とイスラエルが結びつくことの
重要性を認識していました。
.
ヤマトとユダヤが手をつなぐ時
世界は平安に導かれる…….。
.
きっと糸川英夫博士と同じビジョンを
見ていたに違いありません。
.
.
ベングリオンは引退後、
ネゲブ砂漠にあるキブツ
スデ・ボケルに移り住み、
人生最後の10年をそこで過ごします。
.
1973年にベングリオンが天に還られた、
その日のまま保存されている簡素な自宅には、
小さな家には不釣り合いな大きさの
地球儀が置かれています。
.
ベングリオンには、
いったいどんな未来が見えていたのでしょう。
.
その場に立った時
あなたには、どんな未来が見えるでしょうか?
.
わたしたちの旅では
荒野にあるベングリオンのお墓を訪れ
そこでイスラエル国歌「ハティクバ」と
日本国歌「君が代」を
祈りをもって斉唱します。
.
世界中の国歌の中で
哀愁を帯びた短調の曲は
日本とイスラエルの国歌2つだけです。
.
そして「ハティクバ」とは
「希望」という意味のヘブライ語
.
いま初めて言いますが
『あなたに知らせたい 日本という希望』の
密やかなダブルミーニングだったりもします。
.
そして実は
このお墓で祈りを捧げるとき
ここにも大きなダブルミーニングがあります。
.
それについては
赤塚高仁の口から現地で語られる時に
お聴きいただければと思います。
.
.
今日もお読みくださって
心よりありがとうございます。
.
これを読んでくださるあなたが
ただの観光とはまったく違う
遥かなるイスラエルの旅を
ご一緒くださいますように
魂の底から祈っています。
.
.
追伸
旅をご一緒くださるあなたには
事前に赤塚高仁の集大成となる2冊
『ユダヤに学ぶ変容の法則』
『あなたに知らせたい 日本という希望』を
プレゼントさせていただきます!
.
本日の写真は
ベングリオンの終の住処
.
.
2023年6月10~19日
赤塚高仁・山内尚子と行く
魂の約束を思い出すイスラエルの旅
詳細・お申し込みページはこちら
https://israel2023.kilei.net/
.
連続100日投稿!『魂の約束を思い出すイスラエルの旅』一覧はこちら
https://kilei.net/blog/journey-to-israel/
Category
New Entry