ブログこの星の未来の創り方

2023.02.11

【マリアさまの霊的進化】#072

今日は建国記念の日ですね。
もともとは「紀元節」と呼ばれている
神武天皇が即位された日です。
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「建国をしのび
 国を愛する心を養う日」
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こうして
吹く風に春の兆しを感じながら
皆さまに向けて
投稿することができているのは
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日本という国が
存在しているからにほかなりません。
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こうして今、
生きることができていることに
心から感謝し
すべてのいのちの平安を祈ります。
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そして
イスラエルの旅
ついに定員まであと10名をきりました。
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今こうして
イスラエルに行こうなんて
そんなことを言えるのだって
日本があって
パスポートが発行されるから。
(他にもいろいろ恵まれているから!)
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赤塚さんの言葉を借りれば
「行けるのは、行く!と決めた人。
 みんな色んな言い訳するけど
 自分の葬式以外は行けるからね」
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100日投稿の序盤を
読んでいただければ嬉しいのですが
赤塚さんもわたしも
いろいろ事情があって
会社から月に10万円しか
もらえていないような時に
イスラエルに行きました。
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同じことすることは
とても勧められないので
ここには書きませんが
なかなかすごいことをして
費用を工面し、参加しています(笑)
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しかも、そこに
何かすごい目的があったわけじゃない。
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赤塚さんは
糸川先生に誘われたというだけ
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わたしは
赤塚さんに誘われたというだけ
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ただ、直感に従って
「行きたい」という気持ちに従って
決めただけです。
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でも、というか、だから
それによって
人生が大きく大きく変わったのです。
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どう変わったのかを
いくら言葉にして伝えても
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それはもう
行ってみないとわかりません。
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それでも
魂の約束をかわした皆さまと
ちゃんとご一緒したいから
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もう、しつこい!と言われても
一切気にすることなく
一生懸命書き続けようと
心を新たにしています。
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前置きが長くなってしまいましたが
今日のお話を始めていきましょう。
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一昨日からお話ししている『カナの婚礼』
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イエスさまの
伝道の道の3日目
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マリアさまや弟子たちとともに
ガリラヤの町カナで行われた
婚礼に出席し
水がめの水をワインに変えたという
聖書「ヨハネによる福音書」に記された
イエスさまによる最初の奇跡です。
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90リットルほども入る水がめが6つ、
つまり540リットルもの水が
特別上等なワインになったというのだから
すごい奇跡ですよね。
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今日は赤塚さんによる
イエスさまのお母さま
マリアさまの言動からの読み解きを
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赤塚高仁さん・舩井勝仁さんによる共著
『聖なる約束3 黙示を観る旅』から
ご紹介していきたいと思います。
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奇跡どうこうということではなく
イスラエルどうこうということでもなく
誰にとっても大切な内容なので
よろしければぜひご一読くださいね。
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(引用ここから)
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ナザレに近いカナという町で、
イエスは母マリアと弟子たちと共に
結婚式に出席しています。
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だれの結婚式かは
書かれていませんが、
みなが一緒に
出席しているところをみると、
かなり親しい間柄の
新郎新婦だったと想像されます。
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(中略)
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結婚式とは
人生で最も大切な節目のひとつです。
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お祝いに来てくれた
お客様に対しては、
ごちそうも飲み物も
ふんだんに用意するでしょう。
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にもかかわらず、
宴会が進むと、
用意されていたワインが
底をつきました。
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いったい
どれほど飲んだのでしょう。
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イエス自身も
かなりの大酒飲みだったようですから、
弟子たちと
大いに飲んだに違いありません。
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(中略)
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そこで、母マリアが
イエスに言います、
「ちょっと、あなた
 お酒がなくなったようよ。
 なんとかしておあげなさい」
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(中略)
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今まで通り、
頼もしい長男に
頼み事をした母マリアです。
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しかし、そのときに
イエスが言った言葉が強烈です。
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「婦人よ」です。
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もしも私の母に
こんなこと言おうものなら、
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「親に対して
 なんという口の聞き方するの!
 そんな子に育てた覚えはない」
と、叱られてしまいそうです。
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いつまでたっても子供はこども。
母親は、無自覚に
子どもを自分の支配下に
おいておこうとしてしまう
傾向があります。
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これが「エゴ」の作用です。
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母親としての
自分のアイデンティティを失う怖さに、
子どもをコントロールするのです。
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支配することで、
そこからエネルギーを奪おうとする
思いもあるのかもしれません。
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どちらにせよ、
それらが
無自覚でなされているとことに
苦しみの原因もあります。
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エゴは常に、
「私の〜」という
自己中心的なものの見方をします。
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イエスを神から授かった
マリアでさえ、
いつの間にか
子供を自分の所有物のように
思ってしまっていたのでしょう。
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イエスが家を出て行ったときに、
きっと覚悟はできていたでしょう。
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ついにそのときがきた……と。
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しかし、
知的に納得することと、
本心から悟ることでは
次元の断絶があります。
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我が子とのひとときの中で、
マリアは自身のエゴに
乗っ取られてしまったようです。
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「婦人よ、
 あなたはわたしと、
 なんの係わりがありますか。
 わたしの時は、まだ来ていません」
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日本語に変えられた
聖書の言葉を読むのでなく、
このときの状況で
マリアが聞いた言霊は
こうだったのではないでしょうか。
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「私はもはや
 あなたの息子ではない。
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 私に命じることができるのは、
 天の父、主なる神だけだ。
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 私は、
 神の言うことにはすべて従う。
 けれども、
 もはや人の思いや考えで
 動くことはないのだ」
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一見、冷酷な会話のように見えます。
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しかし、
黙示、啓示を受け取るというのは、
自分勝手に作り上げた
「私」というフィルターを外し、
あるがままを
傾聴するということに他なりません。
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母マリアは、
この瞬間大きく悟ります。
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「ああ、そうなのだ。
 この方はもはや私の子ではなく、
 真に神の子イエスだ。
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 私の胎内から
 でたものではあるけれど、
 わたしの子供ではないのだ。
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 私の所有ではないのだ」と……。
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今まで自分の子供として
愛し育ててきたが、
肉に生きるものでなく、
霊的人類としてのイエスが
ここにおられるのだ、と
腹の底から了解をしました。
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そして、母マリアの魂も
次元上昇を果たしたのです。
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「このかたが、
 あなたがたに言いつけることは、
 なんでもしてください」
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婚礼のしもべたちに言った
この一言に、
マリアの霊的進化が読み取れます。
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たった一行ですが、
ここに聖書の秘密があると思えるのです。
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単なる物語として
聖書を読むときには
決して気づくことのできない、
霊の動きを感じつつ
聖書の中に入って行くことが
何よりも大切なのではないでしょうか。
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(引用ここまで)
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明日は「奇跡」そのものにフォーカスした
赤塚さん独自の読み解きを
さらにご紹介していきたいと思います。
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今日もお読みくださって
心よりありがとうございます。
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これを読んでくださるあなたが
ただの観光とはまったく違う
遥かなるイスラエルの旅を
ご一緒くださいますように
魂の底から祈っています。
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追伸
旅をご一緒くださるあなたには
事前に赤塚高仁の集大成となる2冊
『ユダヤに学ぶ変容の法則』
『あなたに知らせたい 日本という希望』を
プレゼントさせていただきます!
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実は、赤塚さんから
このツアーに参加してくださる仲間たちへ
さらに超豪華なプレゼントの
お申し出もいただいています。
近々、それも発表しますね!
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本日の写真は
イスラエル クファル・カナの
カナの婚礼教会
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2023年6月10~19日
赤塚高仁・山内尚子と行く
魂の約束を思い出すイスラエルの旅
詳細・お申し込みページはこちら
https://israel2023.kilei.net/
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連続100日投稿!『魂の約束を思い出すイスラエルの旅』一覧はこちら
https://kilei.net/blog/journey-to-israel/