ブログこの星の未来の創り方

2023.02.13

【わたしに起こった奇跡】#074

イエスさまが
マリアさまや弟子たちとともに
ガリラヤの町カナで行われた婚礼に出席し
500リットル以上もの
水がめの水をワインに変えたという
「カナの婚礼」のお話。
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イエスさまはその後
たくさんの奇跡をあらわされますが
この100日投稿で
そのすべてに触れることはできません。
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では、なぜ
この奇跡についてお話したのか
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それは、
わたしの人生の中で起きた奇跡と
不思議なつながりがあるからなのです。
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2004年2月
当時34歳だったパートナーが
突然倒れ
天国へと還ってしまったところから
わたしの人生は
大きく変わった……というか、
変わらざるをえなくなってしまいました。
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わたしは29歳、一人息子は3歳。
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働く場所はおろか
住む場所を探すにも苦労するところからの
再出発となりました。
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29歳といえば
ちょうど赤塚さんが
糸川英夫博士と出会われたのと
同じ年頃ですね。
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そこからいろいろあって
2007年2月に
出版社を立ち上げることになった……
(ご興味のある方は
 きれい・ねっとサイトのヒストリーを
 ご一読くださいませ)
https://kilei.net/history/
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というとカッコいい感じですが
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実際には
きれい・ねっとの書籍を
製作してくれていた父の印刷会社は
かなり大きな負債を抱えており
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地方都市の印刷会社が
どんどん消えていく中で
なんとかふんばってはいたのですが
印刷物の受注は減る一方で
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いつしか
きれい・ねっとの書籍が
仕事の大半を占めるようになり
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わたしは
子育てをしながら
本当に寝る間も惜しんで
仕事をするという毎日を送っていました。
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もちろん
その途上で赤塚さんをはじめ
たくさんの著者先生方に出逢えて
幸せな日々でもあったのです。
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でも、やはり
もともとそう強くはなかった身体に
無理を強い続けてしまったせいでしょう。
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2014年ごろから
子宮筋腫が悪さをして
徐々に貧血がひどくなっていきました。
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1年ほどかけて
自然療法などで治療を試みるのですが
仕事をそのまま続けていたこともあって
一進一退を繰り返し
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ついに2015年9月
ほとんど意識不明の状態で救急搬送され
お医者さまから
「いますぐに死んでもおかしくない」
とまで言われてしまいます。
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意識を失っていた間に
わたしが経験したことは
ただの夢なのかもしれないし
いわゆる臨死体験と
呼ばれるものなのかもしれません。
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ほんの一瞬前まで
身体を支配していた
激しい痛みから解放されて
わたしの意識は
ただまっすぐに上昇していきました。
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その先には
大きすぎて
全貌は見えなかったものの
きっと球形に違いない
何とも言えない温かな光があり
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その中心に近づくにつれて
不安や恐怖、悲しみは
溶けるように消えて
なんとも言えない
懐かしい感覚がやってきました。
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わたしという存在は
ここから生まれ
ここへ還っていくんだということを
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瞬間的に、
しかも当たり前のように理解した……
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いえ、思い出したというのが
正解かもしれません。
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……と、そのときわたしの中に
チクリと小さな感覚が走りました。
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「還ったら、もう戻れない」
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そう気づいたのです。
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生まれるときに自分と交わした
大切な約束を
わたしはまだ果たしていないのに……
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戻らなくちゃ
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そう思った瞬間
ドンッという感覚とともに
わたしの意識は
わたしの身体へと再び戻りました。
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出血の原因となっている
子宮筋腫を切除するには
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体内に一定の血液量が
必要だったために
続いている出血量を
上回るペースでの輸血が必要で
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大人一人分の血液に相当する
4リットルもの輸血を行ったあと
そのまま子宮筋腫の切除手術に臨み
わたしはなんとか
一命をとりとめることができました。
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手術を終えて、目を覚ましたとき
最初に目に入ったのは
集中治療室の壁にかかった
十字架のイエスさまでした。
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まるで待っていてくださったかのように
わたしを静かに見つめるイエスさま。
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実は救急搬送されるときに
いくつかの病院に断られて
最終的に受け入れてくださったのが
カトリックの教会が運営する
病院だったのです。
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あるとき夜勤の看護師さんが
わたしの髪を洗ってくださいました。
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指一本まともに動かせず
感謝の言葉を
伝えることもできないわたしを
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まるで神さまに触れるかのように
大切に、丁寧に
洗ってくださるその手の温かさに
涙があふれました。
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集中治療室から一般病棟に移るとき
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「大変でしたね、よかったですね」と
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涙を浮かべて
喜んでくださった看護師さんたちは
人々に生きる希望を与える
まさに無条件の愛の光そのものでした。
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わたしたちは
多くの人の愛の光に支えられて
この地球で生きているのだということを
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知識ではなく魂の底から感じ取り
そして、
再び生命をいただいた
わたし自身もまた
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光の存在としてまっすぐに生きていこうと
心を新たにしたのです。
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最初の診断では
悪性と言われた筋腫でしたが
摘出時には
ソフトボール大ではあったものの
良性のものでした。
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4リットルもの
輸血をしたにもかかわらず
なんの副反応もなく
信じられないほどのスピードで
回復していくわたしの様子に
お医者さまも驚いておられました。
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そんな奇跡の連続は
生まれるときに交わした
大切な約束を
まだ果たしていないことに気づき
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果たしたいと願い
果たそうと決めた
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その願いが、祈りが
あらわれたものだと思うのです。
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退院間近のある日
受付の横の壁に
にぎやかな宴の様子が
描かれているのに気づきました。
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イエスさま、マリアさまと弟子たち
そして多くの人たちが
ご馳走を前に
楽しそうにグラスを手にしています。
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わたしが入院していた病棟は
なんと「カナ館」という名前でした。
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「カナの婚礼」のお話の最初に
ぶどう酒は
イエスさまの血の象徴であることを
お伝えしましたね。
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その祝福のぶどう酒が
多くの人を癒すことを願った
その場所で
わたしは再びいのちをいただきました。
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もう一度いただいた生命
かけがえのないこの人生の中で
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あなたと出逢えたことに感謝します。
そして、ともに
イエスさまに、マリアさまに出逢う
旅に出ることができることを
心から嬉しく思っています。
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今日もお読みくださって
心よりありがとうございます。
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これを読んでくださるあなたが
ただの観光とはまったく違う
遥かなるイスラエルの旅を
ご一緒くださいますように
魂の底から祈っています。
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追伸
旅をご一緒くださるあなたには
事前に赤塚高仁の集大成となる2冊
『ユダヤに学ぶ変容の法則』
『あなたに知らせたい 日本という希望』を
プレゼントさせていただきます!
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実は、赤塚さんから
このツアーに参加してくださる仲間たちへ
さらに超豪華なプレゼントの
お申し出もいただいています。
近々、それも発表しますね!
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本日の写真は
入院していた病院から見えた
美しい空
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2023年6月10~19日
赤塚高仁・山内尚子と行く
魂の約束を思い出すイスラエルの旅
詳細・お申し込みページはこちら
https://israel2023.kilei.net/
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連続100日投稿!『魂の約束を思い出すイスラエルの旅』一覧はこちら
https://kilei.net/blog/journey-to-israel/